第百八話 遥かなる凱歌
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ス動力炉。ここに七体の原種が集まっていた。ロンド=ベルや戒道を振り切って。
「ストレスが生み出す物質をエネルギーにして成長するゾンダー」
その七体の中心人物であるあの男も。ここにいた。
「その体内に蓄積された無敵のゾンダー胞子が完成した時」
彼は言う。
「それは放出され同タイプの細胞で構成された生物全てに取り付く」
「地球生物は幼生体を含めて全てゾンダーになる」
「そうだ」
仲間の言葉に頷く。
「では始めよう。青の星地球を機界昇華するために」
「そんなことは!」
「僕達がいる限り絶対にさせない!!」
しかしそこに彼等が来た。二人の勇者が。
「獅子王凱、そしてラティオか」
「そうだ!」
「御前達の思い通りにはさせないぞ!」
「Gエネルギーの持ち主達よ、まずはよく来たと褒めてやろう」
「だが二人で我等機界最強の七原種を相手にできるのか」
「その勇気、無駄にならなければいいけれどね」
「彼等だけじゃない」
しかし勇者は二人だけではなかった。
「御前達を消去するのは我々の使命だ!」
戒道とJもまた。そこにやって来た。
「御前達もか。赤い星の戦士達よ」
「そうだ」
「貴様等を倒すことこそ我等の悲願!覚悟しろ!」
「無事だったんだね、戒道!」
「ああ」
戒道は護の言葉に頷いた。
「まだ倒れるわけにはいかないから」
「貴様等まで来るとはな」
「だがもう遅い」
原種達は言う。
「既にこの空間のゾンダー胞子は完成しようとしている」
「これで我等の勝利だ」
「まだだ!俺達には切り札がある!」
「マイク!」
「OK!マイクの出番が来たもんね!」
マイクが出て来た。その周りには光竜、闇竜と風龍、雷龍がいた。
「いっくもんねーーーーーーー!
「何っ、まさか」
「あのロボットエネルギーソリトンを使う気か!?」
原種達はマイクを見て危機を悟った。
「いけません!」
「止めろ!」
「何としても!」
「甘いわよ!」
「貴方達の相手は私達が!」
だが原種達はマイクの周りにいる四体のマシンが相手をする。
「ここは通さない!」
「マイク、今だ!」
「よし、システムチェーンジッ!」
マイクは遂に変形した。四角いシルエットからノリのいい青い姿になった。196
「サウンドスタンバイ!ディスクX、リミックスバージョン!セットオン!」
マイクがギターを派手にかき鳴らす。すうrと原種達に異変が起こった。
「なっ、これは!」
「どういうことだ!」
「どうだ!対原種用の特製アレンジを施したディスクXの威力は!」
雷牙博士もそこにやって来た。そして原種に対して言う。
「観念しろ!これで御前達が用意したゾンダー胞子は終わりだ!」
「うおおっ!」
それで終わりであった。マイクは何とそのギターによる超
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