暁 〜小説投稿サイト〜
銀河英雄伝説〜その海賊は銀河を駆け抜ける
第十七話 黒真珠の間(その二)
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
が私を殺そうとした。止めようとしたのはナイトハルトだけです。下の人間と言うのは上の人間の望みを敏感に感じ取るものですよ。皆さんはローエングラム公が私を目障りだと思っているのを知っていた。だから私が死んでも構わないと思った、だからゾンバルト少将を止めなかった、違いますか?」
「……」

「引金を引くだけで殺せますよ。さあ、誰が引きます?」
「……」
「さあ」
皆を見渡す。一人、また一人……。皆、顔を強張らせて黙り込んだ。阿呆共が、全員ここで凍りつけ。俺はお前達に猛烈に腹を立てているんだ。




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ