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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百七話 原種の胎動
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い。マリューがそれに困っていた時不意に四人やって来た。
「すいません」
「遅くなりました」
「貴方達」
マリューはサイ達に顔を向けた。
「どうしてここに」
「志願兵です」
ナタルがマリューに答えた。
「志願兵って」
「非常時ですから私が許可しました」
将校の権限を使ったのだ。
「そうだったの」
「はい、ですから俺達も」
「このまま艦橋で戦わせてもらいます」
「いいけど。ロンド=ベルはかなり大変らしいわよ」
「わかってますって」
トールが笑顔でマリューに答えた。彼はそう操縦席にいた。カズイ達もそれぞれの場所についていた。
「それは承知のうえですから」
「じゃあ艦長」
「わかったわ。それじゃあ」
マリューも彼等を受け入れた。そして指示を出した。
「出港用意」
「出港用意」
ミリアリアが復唱する。こうしてサイ達も戦場に立つことになったのであった。
アークエンジェルも入れた八隻の戦艦は出撃した。出港してすぐにマクロスのブリーフィングルームに主だった者達が集まったのであった。
「いいのかよ、本当に」
そのマクロスのブリーフィングルームで甲児がキラやカズイ達に顔を向けていた。
「うん」
「もう決めたから」
「お、俺も」
トール、サイと比べてカズイの返事は今一つ頼りないものであったが。
「やっぱり。逃げるのってよくないと思いましたから」
「そうだったの」
さやかがそれに応えた。
「はい、アークエンジェルも人手不足ですし」
「で、あんたもなのね」
アスカがキラに顔を向けて尋ねた。
「うん」
「ったく、またウジウジして」
「別にウジウジしてなんか」
「してるわよ。そんなので戦えるのかしら」
「何だ、アスカって誰にもつっかかるのかよ」
ジョナサンがそんなアスカを見て言った。
「この前ケーン達に突っかかったと思ったらよ」
「アスカはいつもああよ」
カナンがそれに答えた。
「ほお」
「いつものことだから。気にしないといいわ」
「だったらいいけどな。まあ俺には関係ないか。こっちに来ない限りはな」
「そんなのでやっていけるの、あんた」
「やっていけるって」
「そんなので死んでも知らないからね。死ぬなら一人で死んでよね」
「そんな・・・・・・」
「ちょっとアスカ」
見るに見かねたシンジが間に入ろうとする。
「そんなこと言ったらキラ君だって」
「あんたは黙ってなさいよ」
アスカはさらに言った。
「折角新しく来てくれた人もいるのに」
「おう、宜しくな」
見ればシローの側に三人いた。
「テリー=サンダースジュニアだ」
「カレン=ジョシュワよ」
「ミケル=ニノリッチ。これで〇八小隊が揃ったね」
「ああ、久し振りだな」
「ヘンケン隊長の隊からだ。宜しくな」
「宜しくね
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