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学園黙示録のシリアスブレイカー
どうしてこうなったwww
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何か失敗したような気がしなくもないが、気にしない。

転生させてくれた人(?)が、『学園黙示録』の世界に行ってもらうって言っていたが…………。
『学園黙示録』って……何…………?

何か不吉そうな単語があるから断ろうとしたんだが、時すでにお寿司。
すでに転生させられていた。

だからとりあえず俺は分析をすることにした。

『〜〜〜の世界に』ってことは、おそらく何かの人間の創った二次作品の世界に転生させられたってことだろう。
…………生前に二次小説読んでてよかったぜ。

次に『学園』という単語があることから、多分教育機関で物語が始まるのだろう。

そして最も恐ろしい単語である『黙示録』。
黙示録という単語の意味は知らないが、8割方不吉なことで間違いない。

それで俺は予想した。

何か学園が崩壊するようなことが起きるんじゃないか……と…………。
ふっ……今自分で思い返しても鳥肌が立つような、すばらしい予想だぜ…………。

だからまだおむつをつけてもらっているような時に、色々対策を立てた。

まずは教育機関には関わらないようにすること。
…………と言っても俺が転生したのは、俺が死んだ時代とそう変わらない日本らしいから、義務教育と大学までは仕方がないがな。

え?何で大学までって?
馬鹿野郎!!日本の就職氷河期を舐めるな!!

そして次に、暗器として持つ武器の調達。
これは法治国家である日本では難しく、銃なども銃刀法で禁止されている現代では、大した武器を持つには至らない。

しかしこれは予想外にもあっさりと解決した。

なんと俺を転生させてくれた人が、アフターサービスとしてつけてくれたらしい。
どれだけ使ってもすぐに補充され、その武器の種類も豊富だ。

暗器の技術も凄まじく、どれだけ大きなものでも平然と隠せる。
…………まあ学園で何か起こるらしいのに、RPGなんかは過剰過ぎだと思うがな。

そして最後に武器を使う技術だが、それも転生させてくれた人がやってくれた。
どうやらもうすでに経験として、俺の中に入れてくれたらしい。

確かに武器の使い方や、武器を使っての戦い方が頭の中に入っている。
まさに至れり尽くせりである。

俺はその日から、その人に祈りを欠かさなかった日は一度もない。
そんな決意をしてから時がたち、俺が6歳のころ。










―――――両親が亡くなった。

まあシリアス風に書いているが、他殺ではなく事故死だ。

この世界の俺の両親は共に教師で、珍しく同じ学校に勤めていた。
その学校の修学旅行で、両親や生徒を乗せたバスがトラックと正面衝突。

生存者はゼロだった。

当時はそれはもうテレビなどで連日ニュー
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