セイバーの絶望的な何か
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つい最近『対量生産』で創った複製の朱い月が死んじゃった。
これで原作通りだな。
「でも複製とはいえ殺されるのは気分がいいものではないな」
「じゃあ、死んだはずのお前を目の前に出して驚かせる?」
「お!いいのう。待ち遠しいわい」
シルク楽しそうだな。
いきなり朱い月落とさなきゃいいけど(汗)
「じゃあその前にアイツと接触しておくか」
「え〜っと。この時代ならアーサーかしら?」
「ピンポーン♪面識あった方が後々やりやすいかなーと」
聖杯戦争で驚く顔も見たいし。
「じゃあそんなわけで!」
【好きな場所にどんな場所でも移動出来るスキル】『遜罪証明』
「っと。ここにアルトリアがいるのか。つーか戦場じゃねーか。
・・・・・・・・あ、みっけ。ん?何か邪鬼が溜まってんな。持ってる剣は『勝利すべき黄金の剣』だし」
「ねぇ、流儀。もしかして『勝利すべき黄金の剣』が折れたのはここなんじゃない?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤバイな。あんな業物折るのを黙って見るわけにはいかん!」
【複製を創るスキル】『対量生産』
よし、これでカリバーンはふたつになったな。
次だな。気づかれるなよ!
【取り換えるスキル】『とっかえひっかえ』
「・・・・・・・・よし。気づいてないな。ハー良かった。やっぱ性能が一緒でもオリジナルの方がいいもんな」
あ、アルトリアの持ってるカリバーン(偽)が折れた。
信じられないって顔してるよ、ぷぷっ!
「笑うところ?」
「当然だろ。今まで凛々しい姿しか見せなかったアイツがあんな顔してるんだぜ、クククッ」
アレ?何だよその『もうどうしようもないな』とでも言いたげな顔は!
「ま、とにかくカリバーンの回収は出来たけど、これからどうするの?あの娘に会う?」
「いや、もうあの絶望した顔で満足した。・・・・・・って、シルクどうした」
「いやなに、我も流儀に負けた時はあんな顔だったのかと思うと、な」
成る程。それであんな遠い目をしてんのか。
「別にいいじゃないか。俺が指導したこともあって自分の複製を瞬殺出来るくらいには強いんだから」
「うむ。そこは確かに感謝しとるよ。・・・・あ、ありがとうの////」
ヤベ、超カワイイ。思わず抱きしめちゃうじゃないか!
「な、何するのじゃ!」
「いいじゃん、可愛かったんだからさ。それにこういうのはシルクからよくやってたし」
「わ、我は心の準備というものが、その・・・あの・・・・・」(シュ〜)
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