第四話 初戦闘
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はそれでいけない気がする。
「……そうか、なら問題はないさ。……俺達が集めているものをこいつもほしがったから戦闘になっただけだ。……必要以上に傷つけることはしない」
……さっきまでの容赦のない行動を見ているとむしろ殺しに行っているようにも見えましたがね? 佐倉サン?
「……だが。……お前も邪魔をするというのなら容赦はしない」
そう言いながら殺気とともに、剣先を俺に向けてくる佐倉。……やっぱりあなた殺しにかかってませんか?
「面白いな。やれるものなら……」
そう言いながら俺はもしもの時のために持ってきた”ある物”を取り出す。
「やってみろ」
そう勢い良く叫ぶと共に煙玉を地面に叩きつける。
「……!」
「え!? なにこれ!?」
急に吹き出る予想だにもしなかった煙に対し驚く高町と佐倉。
その隙に俺はテスタロッサごと逃走を図る。
「悪いね。逃げさせてもらうぞ」
そう言いながらその場を後にする。
何か小物の悪役っぽいのは気のせいだろう。
反射で助けてしまったが、これで大丈夫だったのか? と空を飛びながら半ば後悔する俺だった……。
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