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木の葉芽吹きて大樹為す
青葉時代・エピローグ
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和による平和を実現させようとしていた事や、また各地より身寄りのない子供達を引き取り、教育を施した事から、彼の人が単なる戦上手なだけの人物ではないと世に示した。

 同じ戦国の世の英雄にして、後の最大の敵対者となったうちはマダラとの一戦から数年後。
 彼の人は己の亡骸を荼毘に付して後火葬する様にと遺言を遺し、弟である千手扉間を己の後継者――二代目火影として指名して、この世を去る。

 千手柱間の願いも空しく、彼の人の葬儀から数年後。
 世界は国と国で争いあう忍界大戦を迎える事になるが……それはまた別の話である。
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