第六話 必要に迫られケータイ購入
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のタイミングの良さに暗部の実力を垣間見た気がした。
「それで、通帳はどっちとも持ってきてるのかにゃー?」
「いえ、郵便局だけです」
車に乗り込むと土御門さんに聞かれたので答える。次元転移をする前の俺は、基本的に公共料金やその他月々の引き落としを郵便局にしていた。特に意味はなかったのだが俺の意識の中では、銀行にお金を貯めて郵便局で月々の支払いという方程式が出来上がっていたのである。当然ながら、引き落としに必要充分な金額は振り込まれるようにしていた。
「了解だぜい、ってことで、郵便局へたのむ」
「はい」
運転手が短い返事をすると、車はスムーズに動き始めた。
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