高貴なる血の一族
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れば爆発して死ぬのがいいオチだ。
それに、この気は人間に近いが、人のものではない。
華扇のおかげで操れるようにもなったし、自力で討伐したこともあった。
これは龍のものだ。しかし、これは俺の討伐したことのあるような龍のレベルのものではない。龍神、黄龍、そういった最上級の存在の持っている・・・・・・・。
「・・・・・、そのうちそのことも話すわね。さて、話は大きく変わるけどあなたは自分が神の血を引いていることには気づいているのかしら?」
もちろん、といっても途中まではあくまで推察でしかなかった。
しかし、依姫に言われるまでは確信していなかったけどな・・・・・・。
「一応だけどな」
「そう。そして気が付いているみたいだから言うけどこの家にはもう一人住人がいるわ。そして、彼女は黄龍が基になった龍神の血を引いているの」
・・・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
いや、この家どんだけ危険な存在ばかりいるんだ?
高天原の知恵袋にして頭脳のオモイカネの血を引く永琳と俺。
四聖獣を束ねる黄龍が進化した龍神の血を引くもう一人。
「下手な聖域より地脈としての価値が高いんじゃないか?それ・・・・」
「そうかもしれないわね・・・・・」
永琳、もしかして気づいていなかったのか?
軽く顔が青ざめているんだが・・・・。
「今は寝なさい。明日彼女とも顔合わせをしましょう。私は薬作ってるから・・・」
やっぱり俺の姉の永琳も薬師か。
まあいっか。
明日顔合わせをするという人物も楽しみだな。
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