随分と面倒なことに・・・。
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・・・・・・。
やはり害はないという考えで正解だったみたいだ。
そして華琳たちの手を引かなくて正解だった。下手したら一緒にここに召喚されていただろうからな・・・。
「じゃあ次だ、俺が転生させられるのはあの世界の、俺たちが生き抜いた動乱の後世の世界か?」
「・・・・・・・・、八雲紫たち二人に逸材じゃと言われただけはあるのかのぉ・・・。その通りじゃ。おぬしに行ってもらう世界は、本来なら別の物語じゃが、またバカどもがやりおって二つの世界がつながってしまい、一つの物語の世界になったのじゃ。おぬしが前に行った世界は三国志を基に作られた『真・恋姫✝無双』。そしてその役1800年後の世界。2009年、現代社会を基に作られた武を競う世界、『真剣で私に恋しなさい!』の世界が一つの歴史となってしまったのじゃ。そして、その間には『織田信奈の野望』まで入ってしまっとる」
『真・恋姫✝無双』・『織田信奈の野望』・『真剣で私に恋しなさい!』・・・・か。
共通点は、男性より女性が強いといったところか?
女性が強い歴史ということか・・・・・・・・・・。
まあ、中には強い男もいる世界だがな・・・・。
「で、俺はいつの時代からもう一度あの世界に行けばいい?」
「お主が行くのは2009年より前、そうじゃの、2006年としようかの」
転生なら原作時にガキになるからそれはないか・・・・・・・・・
それとも転移か?
あのとき、『真・恋姫?無双』で死んだことに『されている』年に俺と妖夢は神界の華扇に転移させてもらった。墓はあっても、あの時あの場所で俺たちは死んでいない。
「結局俺はどうやってあの世界に行く?」
行き方によって俺のあちらでの生活様式が変わる。
「正しく言えば転移じゃな・・・・・・。じゃが、わずかにじゃが体を若くさせる。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
俺の、生まれた世界の家族、か・・・・。
『真・恋姫✝無双』の前の世界では俺はひとりだった。
捨てられたと思っていた時期もある。
そして、俺はこれまで一度も家族に会ったこともない。
結局なぜおれが一人だったのかは分からずじまいだ・・・・・。
それを訊くこともできるのか?
まあ、悪くはないか。
もし相容れなければ、家を出るまでだ。
「わかった、それでいい。やるならさっさと転移させろ」
「ふぉ、わかったぞい。武器もちゃんと送ってやるが・・・・・、むやみやたらに人を殺すなよ?」
俺は確かにあそこで人を何万、何十万と殺したはずだが・・・・。
「許されないようなことはしないさ、俺の真名を呼ばない限りはな・・・・」
「・・・・・・、『真名』か。世界の伝統に染まったようじゃの。まあでは行って来ておくれ。お主がやることは特にない。お主がいるだけで世界が
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