第八十四話 炎天下その二
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「池でもじゃ。褌一枚になってな」
慶次は笑いながら可児に話す。しかしだった。
よりによってそこに柴田が来てだ。笑って話している慶次にだ。大声で言ったのだった。
「馬鹿者、今そんな話をするでない」
「おや、これは権六殿」
「これはではない。一体何を言っておるか」
「ですから泳ぎたいと」
「それは戦の後に水のあるところでせよ」
これが柴田の言葉だった。
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