第八十三話 明智の覚悟その三
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そうした話をする者がいるとか」
「無論足軽達の間でもです」
「そうした声は日々大きくなっています」
「このままでは」
「わかっておる。このままでは城がおかしくなるわ」
織田家に降ると言う声が大きく多くなりだ。それでだというのだ。
「厄介なことにじゃ。だからじゃ」
「はい、今が決断の時かと」
「そうした時でしょう」
「果たしてここはどうするか」
「殿はどう思われますか」
「やはり。降るのが一番であろう」
難しい顔でだ。波多野はこう家臣達に答えたのだった。
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