暁 〜小説投稿サイト〜
戦国異伝
第八十三話 明智の覚悟その三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
そうした話をする者がいるとか」
「無論足軽達の間でもです」
「そうした声は日々大きくなっています」
「このままでは」
「わかっておる。このままでは城がおかしくなるわ」
 織田家に降ると言う声が大きく多くなりだ。それでだというのだ。
「厄介なことにじゃ。だからじゃ」
「はい、今が決断の時かと」
「そうした時でしょう」
「果たしてここはどうするか」
「殿はどう思われますか」
「やはり。降るのが一番であろう」
 難しい顔でだ。波多野はこう家臣達に答えたのだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ