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学園黙示録 Highschool Of The Dead 〜壊れた世界と紅の狼〜
地獄の舞踏会
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バイスを聞いた先生が急ブレーキを踏んだ。
急にとまった反動で、私は投げ飛ばされるように前に吹き飛ばされ受け身も取れずに背中を強打し、地面にたたきつけられた。
「あぐぅ!?」
「麗!?」
「………〜っ!」
早く起きないと……………《奴等》が…………!?
そこからは、孝や毒島先輩、平野が急いで撃って出たが、数が多過ぎる為か銃や木刀では捌けなくなっていった。
私達は今度こそ終わったと思った。
誰もがそう思った時、声が聞こえた。
「なに、この世の終わりみたいなツラしてんだ。俺がいる限り、お前等の命に終わりはねぇよ」
群がっている《奴等》を出現と同時に吹き飛ばしたのは、真紅狼だった。
〜麗side out〜
〜真紅狼side〜
仮眠していた俺だったが、先程大きな揺れが発生したので寝ぼけた目を開けてみると、誰かが何かと戦っていた。
なんだよ、誰か戦ってんのか?
俺の必要は…………………んんんっ!??!
俺は急いで頭を目覚めさせた。
なんか外がエライことになっとるがな!!
というか、なんでハンヴィーが止まってんだよ!?
つーか、今の状況って絶体絶命って言う状況下かよ?
俺は、扉を開けると同時に目の前で群がってる連中の一部をブッ飛ばした。
「うわぁ………死体の動く壁だし。どうしよっかな」
ここまでの数になると鋼糸は危ない。
麗達も巻き込みかねない。となると、アレを出すか。
出現地点は、《奴等》が群がってる中心地点に叩き落とせばいいな。
やることは決まった。
なら、その為に麗達とハンヴィーをワイヤーの向こうに運ぶだけ。
俺は素早く鋼糸を展開して、外に出てる麗と孝、冴子、高城をやさしく縛り、ハンヴィーの上で狙撃していた平野もハンヴィーごと縛って、持ち上げる。
「キャッ! 真紅狼、何してるのよ!?」
「お前等を鋼糸でワイヤーの向こう側に運んでいるだけだ」
「蒼騎くん! キミはどうするつもりだ!?」
「俺一人でコイツ等を黙らせます」
「バカじゃないの、アンタ!! いくら凄かろうがアンタ一人じゃ………!!」
順に麗、冴子、高城と叫んだが、麗は俺が何をやろうとしてるのか合致がいったようだった。
「真紅狼、まさか…………?」
「ああ。いずれ、バレるならここいらでバラしちまった方がいいだろう?」
俺は鋼糸で無事に麗達を移動させた後、鋼糸の手袋を麗に投げておく。
「麗!」
ブンッ!
「わわっ! これ………! 真紅狼!?」
「預かっておいてくれ」
「………わかったわ」
よし、準備は整った。
後は、“王の財宝”からアレを上空から地面に向けて射出したら引き抜いて暴れるだけ!
………っと、その前
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