第七十八話 播磨糾合その十一
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面目であるだけですか」
「真面目なことが役に立つのならそれでよいか」
蜂須賀との話からだ。この考えに至ってだった。
そうしてだった。信行は納得した顔になってだった。そのうえで。
秀長と蜂須賀、それに周りの飛騨者達にだ。こう言ったのである。
「では摂津に入ろうぞ」
「はい、そのうえで」
「この戦勝ちましょうぞ」
秀長と蜂須賀が応えてだ。飛騨者の面々もだ。
陽気な顔で笑みを浮かべてだ。こう言うのだった。
「さて、いざ摂津へ」
「そこで鬼が出るか蛇が出るか」
「戦になればまた存分に暴れるか」
「腕が鳴るよ」
彼等は戦に期待していた。そしてその彼等と共にだ。信行は播磨勢の大軍を率いてだ。摂津に向かうのだった。
第七十八話 完
2012・2・6
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