第六話 上城の初戦その八
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てだ。樹里は。
こくりと頷きだ。そうして言うのだった。
「それが戦いなんですね」
「剣士の戦いです」
「そうして最後の一人まで戦うのですか」
樹里は吹き飛ばされアスファルトに叩きつけられる上城を見た。アスファルトはまるで豆腐の様にだ。上城の背に削り取られ壊れていく。そして彼は。
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