第七十八話 播磨糾合その八
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付いたかですか」
「それがわからぬ」
首を捻ってだ。二人に言う信行だった。
「果たしてのう。猿は何に気付いたのか」
「ははは、あ奴はあれでかなり頭の回転が早いでござるからな」
蜂須賀が笑って話す。
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