第七十八話 播磨糾合その六
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えて述べる。
「天下の為優れた者は何人いてもです」
「困らぬな」
「殿もそうお考えですから」
だからこそだというのだ。
「ですから」
「だからこそじゃな」
「特に軍師ですと」
どうかというのだ。それならばだ。
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