第七十八話 播磨糾合その五
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知れませぬな」
「ひょっとすればですが」
「兄上にしても考えておられる筈じゃ」
母のことはだ。それはだというのだ。
「それがよい方向に動けばよいがのう」
「政や戦のことはどうにかなろうとも」
蜂須賀は自然に心配する顔になっていた。信長と母親のことを考えてそうなっているのだ。そしてそのうえでだ。今度はこんなことを言ったのである。
「家族のことはまた別ですな」
「そうじゃな。わしも今わかった」
信行は今も考える顔だった。
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