後日談8 クリスマス(加奈)
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………?」
「ううん、ないよ。しっかり見ていてね加奈」
「ええ。だからしっかりやりなさいよねエース・オブ・エース、神崎大悟!!」
そして今度はもっと男らしく………ね。
「彼女が佐藤加奈、あの結界魔導師か………」
『あのフィールド使いですか?』
「ああ。フォースフィールド………バルトマンの攻撃を完全に消し去る防御結界。黒の亡霊のフィールド以上の強度。とても興味がある………」
『ですがあれはミッドにもベルカにも見たことが無い魔法。彼女を捕えるか、デバイスを回収し調べなければ分かりませんが………』
「分かってる。彼女については暫く置いておく。神崎大悟も今のミッドでは必要な存在だ。変に刺激するのは良くないだろう」
『分かりました、そうします』
そう言うとディスプレイが消える。
クレインとの話が終わったヴェリエは近くの小さい冷蔵庫から飲み物を取り出し、口をつけた。
「黒の亡霊のフィールドよりも強固なフィールド、それさえ完成すれば魔導師など対抗出来ない最強の………」
そう呟きながら展開したディスプレイにはこのように書かれていた。
“対魔導師対応アンドロイド、ブラックサレナ”
「これが完璧に完成すれば管理局は完全に………」
ヴェリエは二つの月を窓越しに眺めながらそう呟いた………
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