第七十六話 九十九茄子その十
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
成敗したい程じゃ」
そこまでだと言う義昭だった。
「信長も一体何を考えておるのじゃ」
「あの御仁は今一つわからぬところがありますが」
「今回は特にですな」
「腑に落ちませぬ」
「何を考えておられるのか」
「信長が帰り余が将軍になればじゃ」
まさにだ。その時にはだというのだ。
「あの者は必ず成敗するわ」
「では何としても」
「織田殿に問いましょう」
「あの男のことを」
「そうするに決まっておる。それにしても信長は」
義昭は顔を顰めさせたままだ。信長についても言った。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ