第七十六話 九十九茄子その六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
なくとも信長にそれはなかった。その国に進出するならばだった。
彼はだ。こう言ったのだった。
「その全てを掌握してじゃ」
「確かに。尾張もでしたな」
大学が信長の話を受けてだ。そうしてだった。
確かな声でだ。こう言うのだった。
「その国を全て掌握してこそです」
「万全に治めることができるのじゃ」
「ですな。それでは」
「だが焦ることはせぬ」
それは決してだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ