第七十六話 九十九茄子その一
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のだった。
「左様、わしは困った者だからじゃ」
「それ故にですか」
「今回もまた」
「まあよいではないか。会うのもじゃ」
松永と会う、そのことがだというのだ。
「どの様な者か。見てからじゃ」
「しかしです。何度も申し上げますが」
「あの者に少しでもおかしなところがあればです」
「その時は」
誰もが身構えていた。まさにその時はだった。そうした緊張の中でだ。彼等は松永を待っていた。
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