暁 〜小説投稿サイト〜
戦国異伝
第七十五話 都に入りその十
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
永を殺すことを決めたと思った。しかしだった。
 信長は頷いた次の瞬間にだ。もうだった。
 面白そうな笑みを浮かべてだ。こう家臣達に告げたのである。
「しかしわしがじゃ。あの男と会いたいのじゃ」
「何とっ、あの松永にですか」
「会われると」
「今もその様にお考えですか」
「そうじゃ」
 その通りだとだ。信長は笑みを浮かべて述べた。
「会おうと考えておる」
「ですからそれはです」
 信行は真剣そのものの顔で兄に告げる。身さえ乗り出さんばかりだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ