第七話 位牌その十一
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」
「蛟龍の如く世に出るだろう」
こうも話すのであった。
「尾張の他の国も手中に治め。それを考えると」
「何でしょうか」
「朝倉は幸いにして都に近い」
不意にここで自身の家のことを話すのだった。
「そして北近江の浅井とは盟友だな」
「それが何か」
「南近江の六角を退け都に入るべきか」
こう言うのであった。
「やはり」
「都にですか」
「一向一揆のこともあるがそれでも都を目指すべきではなかろうか」
これが今宗滴が考えていることだった。
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