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戦国異伝
第七十五話 都に入りその八
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話を出してきたのは今度は福富だった。
 彼は物静かな様子でだ。彼等の話をしたのである。
「播磨からの兵と共同して」
「あの者達も来させて攻めるぞ」
 実際にそうするとだ。信長は確かな声で応えた。
「兵は一万五千位になるかのう」
「では合わせて四万五千」
「その兵で摂津や河内を攻められますか」
「播磨にはそろそろ毛利が迫っておる」
 信長は今度はその彼の話をした。
「急いでじゃ。摂津も河内も和泉も手に入れるぞ」
「堺もですか」
 今度言ったのは矢部だった。
「あの町も手に入れられますか」
「そう考えておる」
 実際にそうだと述べる信長だった。
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