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戦国異伝
第七十五話 都に入りその一
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それぞれ論功を行いだ。そうしてだった。
 あらためてだ。家臣達に告げたのである。
「ではじゃ」
「ではあらためて」
「都に」
「よいか、都に入ればじゃ」
 もう都は見えている。そこを見据えながらの話だった。
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