第七十四話 都の東でその十
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「それで攻めるのじゃ」
「ううむ、二段撃ちですか」
「そんなやり方があったのですか」
「紀伊の雑賀衆等がしているという」
こうしただ。二段撃ちをだというのだ。
「あの者達は鉄砲に秀でた忍達じゃからな」
「その彼等のやり方を真似た」
「そういうことでございますか」
「そうじゃ。それを今ここで行いじゃ」
そしてだというのだ。
「勝つ。よいな」
「では」
こうしてだった。さらに迫る三好の軍勢がだ。真合いに来たその瞬間にだ。
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