暁 〜小説投稿サイト〜
戦国異伝
第七十四話 都の東でその十
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
「それで攻めるのじゃ」
「ううむ、二段撃ちですか」
「そんなやり方があったのですか」
「紀伊の雑賀衆等がしているという」
 こうしただ。二段撃ちをだというのだ。
「あの者達は鉄砲に秀でた忍達じゃからな」
「その彼等のやり方を真似た」
「そういうことでございますか」
「そうじゃ。それを今ここで行いじゃ」
 そしてだというのだ。
「勝つ。よいな」
「では」
 こうしてだった。さらに迫る三好の軍勢がだ。真合いに来たその瞬間にだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ