第七十三話 近江掌握その十
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」
「その時は」
「恐ろしい戦になる」
信玄はその場合のことをこう看破した。予想しているのだ。
そのうえでだ。二十四将、そして幸村に述べた。
「織田もその頃は十五万の兵がおるだろうしのう」
「そしてその十五万の兵と本願寺の一向一揆が争う」
「がっぷり四つに立ってですか」
「確かに。そうなればです」
「さしもの織田も無傷ではいられませんな」
「そしてそこに隙ができる」
「この場合も」
二十四将達もわかった。そしてそれはだ。
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