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久遠の神話
第三十五話 止める為の戦いその七
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「戦えなくてもできることはあるんだね」
「そう思うわ。具体的にはどういったことかは」
 わからない、まだだと言う樹里だった。
「けれど。見つけたら」
「見つけたらなの」
「そう。どうしようもないから」
 こう言ってだ。そしてだった。
 二人で共に帰っていた。この日はこれで終わりだった。
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