第七十三話 近江掌握その七
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「都には六万五千の兵で向かう」
「組み入れた六角の兵は一万ですが」
「そのうちの半分を置きますか」
「そうなるな」
実際にその規模になるとだ。信長も認めた。
「ではそれでよい」
「さて、では今日はこの城で休まれますか」
ここで信長に問うたのは林だった。
「そうされますか」
「本音を言うとすぐにでも都に行きたいのじゃがな」
本音を出す信長だった。
「しかし兵達も疲れておる」
「ですから暫しの間は」
「そうじゃな。三好の者達は既に都に来ておるが」
このことも頭に入れて林に述べる。
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