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久遠の神話
第三十四話 戦闘狂その一
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かせるのは」
「やっぱり人間として」
「最低です」
 高代は今は表情を消している。しかし糾弾しているのは明らかだった。
「そうしたことをしては絶対にいけません」
「やっぱり。そうですよね」
「そうした先生が多いのが今の我が国の教育です」
 残念ながら事実だった。このことも。
「そうしたことを。私は知っていますから」
「だからですか」
「生徒も悪くなるのです」
「先生が悪いとですか」
「思春期の大切な時期にこそよい人に教えられるべきです」
「若し悪い人に教えられると」
「その人にとって悪影響が出ます」
 そうなるとだ。高代は上城、そして樹里に言った。
「そうした先生もおらず。奇麗な場所で生徒を教え導く学び舎」
「そうした学校を創りたいんですか」
「その為にです」
 高代は希望も見ていた。そのうえで上城に言っていく。
「私は剣士として戦い生き残り」
「そのうえで、ですか」
「願いを適えます」
「だから先生は」
「君とも戦います」
 その願い故に。そうするというのだ。
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