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久遠の神話
第三十三話 八人目の剣士その五
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とはない」
「わかりました。では」
「そしてだ」
 さらに言う権藤だった。
「このコーヒーだが」
「どうでしょうか」
「美味いな。中々見事な味だ」
「お口に合いましたか」
「私は確かに色々な質のいいものを口にしてきている」
 それだけの資産がある、だからだというのだ。
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