第七十話 都への出陣その七
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ましたか」
「まあ。色々とあるでしょう」
名前がだ。そうだというのだ。
「とりあえず格好のいい名を見つけるとします」
「わかりました。それでは」
「その猿の他にもじゃ」
信長は木下を愛称で呼びながら話していく。
「我が家の者はその資質を見て用いておるからな」
「ですから。どの者であっても」
「資質があれば重く用いられるのですか」
「そうなると」
「そうじゃ。まあ誰でも来ることじゃ」
信長は自信に満ちた笑みになっていた。その笑みでだ。明智達に話してだ。明智達も彼のその言葉を聞く。そうなっているのが今だった。
明智はだ。その中で述べた。信長に対して。
「そうしたことは。これが中々」
「できぬか」
「それがし。朝倉家にいましたが」
織田家にとって因縁のあるだ。その家の話をするのだった。
「あの家は権門がありました」
「それ故にじゃな」
「家柄に縛られておりました」
そうだったというのだ。朝倉家はだ。
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