暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三話 キラ=ヤマト
[20/20]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
。そしてそこにいた全ての者に対して指示を下した。
「すぐにこの場を離れます、いいですね」
「了解」
全員これに敬礼する。だがキラ達は戸惑ったままであった。
「何か大変なことになっちゃったわね」
ミリアリアが深刻な顔で皆に言う。
「このまま暫くここにいるなんて」
「そうだよ。どうなるのかな、俺達」
「ザフトの連中まだ外にいるんじゃねえの?やっぱりまずいよ」
カズイとトールもミリアリアと同じ表情であった。
「けれど。仕方ないしな」
サイは深刻な顔をしながらも現実を見ていた。
「ここは。我慢しよう」
「それしかないわね」
「そうだな」
キラもまた同じ顔であった。だが彼は別のことを考えていた。
(アスラン・・・・・・)
ザフトにいる親友のことを。考えていた。
(軍にいるなんて)
また彼と会うことになるのだろうか。その時はどうなるのか。彼は不安を胸に抱きながら今考えていた。自分一人ではどうしようもないこととわかっていながらも。

第百三話完

2006・7・6
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ