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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三話 キラ=ヤマト
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トロワから離れる。そして戦場を離脱したのであった。
「シン=アスカ及びミネルバ隊に伝えてくれ」
「何と」
「これ以上の戦闘は無意味だ。すぐに退くようにとな」
「わかりました、それでは」
「頼むぞ」
それに従いシン達も戦場を離脱する。こうして戦いは終わりとりあえずキラはガンダムの動きを止めた。そこでマリューが彼に対して言った。
「来てもらいたいのだけれど」
「何処にですか?」
「戦艦よ」
「戦艦!?」
「そう、アークエンジェルにね」
「どうしてですか!?」
「ガンダムを運ぶ為よ。それでいいかしら」
「わかりました。それじゃあ」
ガンダムはまた動きはじめた。そしてアークエンジェルへ向かう。だがこの時彼はマリューに言った。
「けど。お願いがあります」
「何!?」
「皆を保護して下さい」
「皆って!?」
「あそこにいる皆です、ほら」
ガンダムでトール達を指し示す。
「皆ここにいたら危ないから。お願いします」
「優しいのね、君は」
マリューはキラのその言葉を聞いて微笑んだ。
「わかったわ。それじゃ」
「待って下さい」
そこにカトルとトロワのガンダムがやって来た。
「貴方達は」
「民間人の救助は僕達がやります」
「だからその間に戦艦に戻ってくれ」
「貴方達、まさか」
「はい、ロンド=ベルの者です」
「ガンダムを受け取りに来たが。思わぬトラブルだったな」
「そうだったの。じゃあお願いしていいかしら」
「はい」
「ではやらせてもらう」
「ええ、お願い」
サイ達はカトル達に救助された。それぞれのコクピットに入れられる。そして三機のガンダムはアークエンジェルに向かった。
「マリュー大尉、御無事でしたか」
クルー達が彼を出迎える。そこにはヒイロ達もいた。
「ヒイロ達も無事だったんですね」
「俺がそう簡単にやられるかっての」
「手強い敵だったがな」
「そうですか、そっちも苦戦していたんですね」
「御前達もか」
「そうだ。コーディネイター、決して侮れる存在ではない」
五人は言い合う。そこへムウがやって来た。
「悪いな、助けてもらって」
まずはヒイロ達に声をかける。
「それにしてもロンド=ベルの噂のモビルドールのパイロットが来るなんてな。土産がなくて申し訳ないが」
「五機のガンダムのうち四機が敵に奪われました」
ナタルが報告する。
「そしてアークエンジェルも攻撃を受けて」
「そうなの」
マリューはそれを聞いて悲しい顔になった。
「艦長以下多くの乗員が戦死です」
「それじゃあ」
「今の最高責任者はラミアス大尉です」
「私が」
「詳しいことは後で。それよりも」
「そこの少年だけれど」
ムウがキラに声をかける。
「ジンを倒したそうだな」
「はい」
キラ自身がそれに
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