第三十二話 相互理解その七
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そのうえで右手に持っている剣を構えてだ。こう言うのだった。
「怪物相手なら何の躊躇もない」
「人と戦うのとは違って」
「感じているのか」
「貴方も。やはり」
「しかし。俺は戦う」
人間に対してもだ。そうするというのだ。
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