第三十二話 相互理解その一
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だ」
「確かなものか」
「二人の間は確かでもだ」
「周りか」
「その君が言ったシェークスピア、ロミオとジュリエットだが」
あまりにも有名な古典である。それこそ知らぬ者がないまでの。
「二人は確かに愛し合っていたな」
「ああ。これ以上はないまでにな」
「しかし悲劇に終わったな
「家と家がな。宿敵同士だったからな」
「その為に二人は結ばれたが」
「あの結末だったな」
悲劇、それに終わったというのだ。
「俺これでもシェークスピアは好きでな。読んでるんだよ」
「ロミオとジュリエットもまた」
「ああ、読んだよ」
読破したというのだ。
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