第三十一話 広瀬の秘密その十二
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笑ってだ。中田は広瀬に答えた。
「多少ってところだけれどな」
「そうか。それならだ」
「学校の喫茶店でいいよな」
「いや、今は放課後だ」
だからだとだ。広瀬はここで言うのだった。
「学校もそろそろ閉まる」
「だから店もか」
「閉まる。だから学校の中では少しな」
話をするにはだ。都合がよくないというのだ。
このことを言ってだ。そのうえでだった。広瀬はこう提案してきた。
「別の場所にしよう」
「じゃあ何処にするんだい?」
「マジックは知っているか」
「ああ、駅前のあの喫茶店か」
「そこで話をしようか」
これば広瀬の提案だった。
「あの店ならコーヒーも紅茶も美味い」
「それにケーキもいいよな」
「店の雰囲気も落ち着いている」
話をするにはだ。実に好都合な店だというのだ。
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