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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十八話 復活!ギガノスの蒼き鷹
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ス!?」
シロー達はそれを聞いて何故か救われたような顔になった。
「そうだ、すぐに行こう。かなりの数が来ている!」
「よし!」
「すぐに行きましょう、シロー」
「わかったよ、アイナ」
二人がまず出る。続いてノリスも。
「じゃあクスハ、行くぞ」
「あっ、待って下さいよ」
「敵は待ってはくれないぜ。ほら行くぞ」
「ってもう」
クスハはそそくさと部屋を後にする凱達を見て頬を膨らませた。
「折角作ったのに。何で食べてくれないのかしら」
「で、今度は何を作ったんだい?」
そんな彼女にブリットが問う。パートナーとしての務めであった。
「炊き込みご飯に鮎を入れたものよ」
「へえ、鮎を」
それだけではまともな料理に聞こえる。
「それでどんなのだい?」
「こんなの。ブリット君もどう?」
「・・・・・・早く行こう、クスハ」
答えずに出撃を促した。
「皆もう出撃しているぞ」
「あっ、待ってよ」
ブリットはわざと足を速くした。そして格納庫に向かう。既に戦いははじまろうとしていた。
敵はギガノスの前線部隊であった。既にかなりの数が展開している。
「遂にここまで来たか、ロンド=ベル」
敵の指揮官であるハイデルネッケンが彼等を見て言う。あまり器の大きそうな男には見えない。
「ここは通さぬ。我がギガノスの為にも」
「ハイデルネッケン少佐」
ここで彼に声をかける者がいた。
「大丈夫なんだろうね、この数で」
「ミン中尉か」
見ればスタークダインがいた。仲間達と別れた彼女は今はハイデルネッケンに協力しているのだ。
「あたしが言うのも何だけどさ、奴等は強いよ」
「心配無用だ」
だが彼はそれにまともに取り合おうとはしない。
「私には。これがあるからな」
「これって?」
「このギルガザムネがだ」
彼は自分の乗っているマシンを見て誇らしげに笑っていた。
「これさえあれば。どんな敵でも恐れるに足りん」
「だといいけれどね」
しかしそれに答えるミンの言葉はなおざりである。
「そのマシンは。止めておいた方がいいよ」
「グン=ジェム大佐か?」
「ああ、大佐が生き残ったのは運よくさ。今度もそうとは限らないよ」
「杞憂だな」
しかし彼はやはりなおざりな言葉であった。
「あれは所詮試作用に過ぎない」
「そうかね」
「そうだ。だがこのギルガザムネは違う。必ずやロンド=ベルを倒すだろう」
「だといいけれどね」
ミンはハイデルネッケンのその言葉を信じてはいなかった。
「それじゃま、やるよ」
「うむ」
既に目の前にはロンド=ベルのマシンが出撃していた。
「総攻撃だね、いきなり」
「愚かな奴等よ」
ハイデルネッケンはロンド=ベルを甘く見ていた。それが裏目に出るとは彼はこの時まだわかってはいなかった。
すぐに戦
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