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戦国異伝
第六十七話 将軍の最期その十一
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を送ることはだというのだ。
「それから逃れられたくもあるようだしな」
「ではそうした意味でも」
「うむ、義昭様に文を送ろう」
 信長は決断した。そのことをだ。
 そうしてだった。彼はその文を越前の義昭に送ることにした。また一つ何かが動こうとしていた。そしてそれが大きな潮となるのだった。


第六十七話   完


                        2011・11・22
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