第六十七話 将軍の最期その九
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いうと。答えはもう出ていた。
「動かぬわ」
「では朝倉殿は頼りにならぬ」
「そうだというのですな」
「あの家で人は。宗滴殿がおる」
信長はとかく彼のことを指摘する。しかしだった。
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