第九十六話 ダバとギャブレー
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今のところそういった現象は見られていないそうだ」
「そうなんですか」
獅子王博士は言った。皆それを聞いてまずは安心した。
「ゲイブリッジ司令達の差し金かしら?」
カナンは自身の疑念をゲイブリッジに向けた。
「ううむ、リクレイマーがオルファンを制御出来るとは思えんが」
しかし獅子王博士がそれに懐疑的な返答を述べた。
「かと言ってオルファンが宇宙に飛び出せばオーガニック・エナジーを吸われて地球はお終い」
ラッセが言う。
「そんなのは許すわけにはいかないわよ」
「わかってるわ、ヒギンス」
カナンはそれに同意する。
「それじゃあ博士」
「うむ」
獅子王博士は頷く。そのうえで言った。
「我々はオルファンの活動を止めねばならん」
「はい」
「そしてその鍵を握っているのは」
勇とヒメを見た。
「・・・・・・・・・」
「私達、ですか?」
「そうだ、もうすぐオルファンは姿を現す。全ての決着はその時に着けるしかないな」
「次はオルファンか」
「一体どうなるんだ」
バルマーとの戦いを終え、ギャブレーが加わったのも束の間であった。彼等はオルファンにおいてまた戦いに挑むこととなったのであった。
第九十六話完
2006・5・28
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