第二十八話 使い捨ての駒その十
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。僕もね」
他ならぬだ。彼もだった。
「そうなんだよ。剣士は」
「それが剣士・・・・・・」
「そういうものなんだね」
ここではだ。上城は自分に言い聞かせた。そうしながらだ。二人の死闘を見続けていた。やがて中田の突きが減ってきた。それを見てすぐにだ。
権藤はそれまで防いでいたのを止めてだ。剣を下から上に大きく振った。
剣には闇が込められていた。それで斬ろうというのだ。
だがその下からの一撃はだ。中田は後ろに跳んでかわした。そしてそこにだ。
権藤の次々に来た。上から下、左から右、右斜め下から左斜め上、最後には突きだった。彼は前に進みながら次々に攻撃を繰り出したのだ。
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