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戦国異伝
第六十五話 飛騨からの使者その四
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にだった。
 今度は三人だった。痩せた黒い装束の大男には髪の毛が一本もない。橙の装束の巨漢は実に丸い。まさに鞠だった。藍色の小柄な老人は背中が曲がり飄々とした顔だ。この三人も言うのだった。
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