暁 〜小説投稿サイト〜
久遠の神話
第二十六話 壬本という駒その九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
してるみたいですけれどね」
「では一度破滅しているか」
 工藤は思慮している目で述べた。
「しかしそれでもか」
「本人は気付いていないだけですね」
「破滅しても気付かないならだ」
 もうそれはだ。どうかというのだ。
「真の意味での愚か者だな」
「ですね。彼はまさしくそうした人間ですね」
「若しだ。闇の剣士が彼に剣を貸しているならだ」
「それはやっぱり」
「手駒だ」
 その為にだとだ。工藤は看破して言った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ