第二十六話 壬本という駒その七
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実力では俺には勝てない」
現実もだ。工藤は言ってみせた。
「絶対にな」
「僕が弱いと」
「そうだ。弱い」
今度もだ。工藤の言葉は明瞭だった。
「剣士としては駄目だ」
「僕が。弱い」
「悪いことは言わない。とはいっても聞き入れないな」
壬本がそうした人間だということもだ。工藤はもうわかっていた。だからだ。
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