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久遠の神話
第二十五話 使い捨ての駒その十二
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たんですか」
「それがイギリスだった」
 イギリスの食い物だったというのだ。
「調味料は塩と酢しかない」
「小学校の家庭科の授業以下ですね」
「小学生に謝る必要があるな、今の言葉は」
「ですから以下と」
「ならいいが。とにかく酷かった」
「塩と酢しかないって」
 高橋もこのことには唖然とする他なかった。それでだ。
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