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久遠の神話
第二十五話 使い捨ての駒その十一
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すかね」
「そうかもな。順序を踏む。いや」
「いや?」
「一気に目指しているかも知れないな」
「それはまたかなりの野心家ですね」
「野心が強いことは間違いないだろう」
 ポスターのその顔からもだ。それを見ての言葉だった。
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