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久遠の神話
第二十五話 使い捨ての駒その五
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てだ。
 廊下の分かれ道に来たここでだ。高代は右を選んだのだった。
「では職員室に戻ります」
「僕は部活に」
 こうしてだ。二人は分かれてだ。それぞれのやるべきことに向かったのだった。 
 上城はまだ悩んでいた。それは続いていた。しかしだ。
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