暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十三話 人間爆弾の恐怖
[8/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

メカブースト達も出す。だがそこにはもうロンド=ベルのマシンが展開していた。
「邪魔だっ!」
サンシローがザウルカイザーを放つ。それでまずは目の前の敵を薙ぎ払う。
そしてそこに突破口が開く。ロンド=ベルは一気にガイゾックを押してきた。
「おおおっ!もうこんなにか!」
「この程度の数で俺達を止められるかよ!」
その先頭には勝平がいる。ザンボットの手にはザンボットグラップがある。
「どけっ!」
左右に握ったそのグラップで群がるメカブーストを次々と倒す。そしてさらに前に進む。
だがそこにデスカインとヘルガインが現われる。しかしそこでガオガイガーとダンクーガが現われた。
「ドリルニーーーーーッ!」
膝を出して急降下を仕掛ける。そして膝から出ている角でデスカインの胸を貫いた。
「ガオオオオオオオオンッ!」
デスカインは絶叫と共に滅びた。爆発が起き、一歩下がったガオガイガーの前で炎となって消えていた。
「俺達も行くよ!」
「わかってるぜ!」
忍は雅人に応える。ダンクーガのは断空砲を出した。
「消えやがれっ!」
それでヘルダインを吹き飛ばす。青騎士は一撃で白い光の中に消え去った。
「な、何とっ!?」
「ガイゾックの守り神か何か知らねえがなあ」
ザンボットはもうバンドックの側にまで迫っていた。
「俺達の前にはそんなの関係ねえんだよ!」
「そうだキラー=ザ=ブッチャー!」
宇宙太がそれに続く。
「覚悟しなさい!今日で終わらせてあげるわ!」
恵子も。今三人の心が一つになった。
「ザンボットムーーーーンアタァァァァァァァーーーーーーーーック!」
ザンボットは攻撃態勢に入った。その両手から光が放たれ額の三日月に集まる。
そしてそこから三日月の光が放たれた。それは螺旋状に動きバンドックを直撃した。
バンドックの後ろに三日月が見えた。それで終わりだと誰もが思った。
「やったか!?」
「いや、まだだ!」
ピートが叫んだ。
「まだ奴は死んじゃいない!」
「チッ!しぶとい奴だぜ!」
「グググ・・・・・・」
確かにブッチャーはまだ生きていた。そしてバンドックも。
「やりおるわ。じゃがわしはまだ死ぬわけにはいかぬ」
「何だと!まだやるつもりか!」
「ここではせぬわ。じゃがな」
バンドックは上へ上がった。
「すぐに地球は焼け野原にしてやる。楽しみにしているがいいわ」
「野郎、待ちやがれ!」
「待てと言われて待つ馬鹿はおらぬわ。ホッホッホ」
バンドックはそのまま消えた。空に消えてしまった。
「何てことだ、逃がすなんてよ」
「いや、悲観する必要はない」
万丈は勝平を宥めてこう言った。
「奴が逃げたのなら追えばいいだけだ」
「それじゃあ」
「そうさ。宇宙に行こう」
「宇宙に」
「皆、それでいいかな」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ